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命​を​削​る​!

by paionia

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1.
浪人 04:20
浮いている 人の群れに 嬉しそうな母親と子供 遅く廻る観覧車の下で 僕だけさ 誰もいないさ 誰に言えば救われるの しまっておけないこんな僕のことを 分かるなら 知れるなら 君のことも 一番早く目覚められたのに 何もないよ 何もしない 夜明けの机 携帯さえ余力残ってる 部屋の中 画面に映る ギター弾いてる僕のヒーロー 剥製の熊の涙 回る景色と緑の光 笑ってもいい?泣いてもいい?自由なんてそれくらいでいいだろ 分かるなら 知れるなら 何も知れない ビルの地下でもがいてるだけで 何もないよ 何もしない 君には言えない
2.
何かを変えることから生まれる苦しみは きっと君もわかるでしょ でも涙は見せないで そもそも君の顔すら見えないこの距離が 新しい心を生むのなら 僕の心も時間も全てあげるから帰ってよ でもこれ以上君を信じれないよ 僕には 二人で歩く君の顔 それはきっと昔のまま 二度と振り返らないその顔も ひとつ残らず愛してる 何もかもわかっているけれど ただ待ってるそれだけで繋がっていられると 結局忘れられない 僕の心も時間も全てあげるから帰ってよ でもこれ以上君を信じれないよ 僕には さよなら
3.
故郷や仲間はそれはもう跡形もなくなってしまって 広い広い体育館の真ん中で ただひたすらにこだまするだけの自分の声を聴いている みんなの歌は全くと言っていい程僕にはやっぱり届かないし 狭い狭いその感覚の中で ただひたすらに鈍く光る自分の声に価値を感じている いつだって本気です 煮詰まってロンリネス 最初から独りです それをただ誇示してる
4.
どうしよもなく眠いなあ 今朝寝る前に歌った歌も どうしようもなく悩んでたことも 全然思い出せねえなあ 失くしちまった 無駄なもん全部 意味のない意味付けん中で 上手になった 時間と思考の関係 どんな答えにも満足できるよ 帰宅途中の線路沿いで 頭ん中の星空に 「光」が響き渡って 何もかもを思い出すように きれいすぎた 生まれる前の優しい夢の中で
5.
朝飯をいつも逃しては 他人の生き方にケチつけて 棚に上げすぎた小さな意志 今に崩れて目が覚める 黒いギターはさびれてく 黒いギターが泣いている 風邪もひかなくなりました 基本野菜は摂らないが 失くした言葉探したが 思った以上にスカスカだ 僕はどこまで流されて 平和に足を引きずられ 空を見上げることもなく 常に布団は心地よく 黒いギターはさびれてく 黒いギターが泣いている 本当のことはどうでもいい 僕のことはどうでもいい 君がいるからここにいる 君がいるから僕はここにいる
6.
嗚呼 街はみんな俺の耳元で明日の平和を大声で喋る そう 俺はきっと 明日君には会えないし 外に出ることもないさ 昨日の悪夢もみんなもうすっかり忘れたの? ほら 空には透明な雪が舞ってる いまだにクリスマス
7.
暮らしはどうだい 髪も伸びたでしょ 腐乱し放題 髭は相変わらず 少しはどうだい 外へ出てみたら 不快な正体 まるで君じゃない 落ちるとこまで落ちない 人生で12位くらいの悩みぶら下げて 活字を追い続けて 昼になってもカーテンは閉じたままで 夜になっても髪はそのままで それでも気分はゆっくりと それでも自分はあっさりと消える 暮らしはどうだい 話すのもきついでしょ 浦島太郎かい 欲はそれ程ない それでもどうだい 外へ出てみたら 不快なShow time まるで君じゃない 落ちるとこまで落ちない 人生で12位くらいの悩みぶら下げて 活字を追い続けて 昼になってもカーテンは閉じたままで 夜になっても髪はそのままで それでも気分はゆっくりと それでも自分はあっさりと消える 夏になっても毛布は出したままで 嫌になっても結構我慢して それでも気分はゆっくりと それでも自分はあっさりと消える
8.
幸吉 06:09
静かな夜 懐かしい顔ぶれ なんとなく時間が優しくて 大きな写真が笑うから 僕も少し笑ったりして 悟ったような顔ではない ただ笑って見送った その悲しみに比べれば 僕らはあまりにちっぽけだ 少し大人になったあの子が 少し悲しい顔をした 少し年をとった彼は今 やっと彼女に会えたのでしょう 晴れた日は原付に乗って きまって娘に会いに来た 昔は馬に乗ってたんだって 死にゆく友を焼きつけて 悟ったような顔ではない ただ笑って見送った その悲しみに比べれば 僕らはあまりにちっぽけだ 僕をどんなふうに見てたのだろう 僕らは何を遂げたのだろう あなたに何をもらったのだろう それすら分からぬ馬鹿者だ 静かな夜 雪がちらついた 僕は笑顔で見送れましたか

about

2015年にライブ会場のみで販売された、アコースティック音源。

credits

released April 25, 2020

作詞・作曲:高橋勇成

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paionia Tokyo, Japan

自生する、しかし根の無い音楽。

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